--------- May.2.2020 / Blog ----------
ふと見上げると、そこには…
雨。
空気がひんやり、気持ちいい。
冬が近づいている感じ。
雨の日の匂いが好き。土の匂い。木の湿った匂いが好き。
ルイは、ちょっと退屈そう。恨めしそうに空を見てる。
さて、今回のお話。
スマホを触らない!
丸1日、スマホを触らなかった事、ありますか。
1時間でも、スマホを見ないと不安になったり、そわそわしたり。
10分毎にチェックしたり。
チェックだけのつもりが、気づけば何時間も触っていたり。
暇な日は、1日中、朝も夜も関係なく、YouTubeやインスタを見たり。
特に今は家で過ごす時間があって、スマホが大親友になっていませんか。
私がファーム暮らしの時、スマホを触る事はありませんでした。
今考えると、不思議。
家族や友人に連絡をする以外で使う事がなかった。
必要もなかった。
スマホを触らない事で、家族への連絡を数週間する事を忘れていた挙句、
心配性の母は、オーストラリアの領事館へ連絡しようとしていた過去があります。
心配をかけてしまいました。あれは、散々でした。。
ともかく!
スマホを触る必要がなかったのです。
いや、スマホを触っている暇はなかったのです。
やりたい事が沢山ありました。
ずっと仲間たちと戯れていたかった。
山や川、自然に入ると、スマホを触る事もないんですよね。
身体を動かしていたくなるんです。
(電波がないのも、一つの理由なのは、さておいて)
目の前に広がる風景や、笑顔を、自分の目で見たかった。
その瞬間、瞬間を目に、頭に焼き付けました。
写真(スマホ)に残す事も、思い出に残せるので、良いのですが、
私は、その瞬間の、想い、感情を大切にしたい。
笑い声を耳に焼き付けたい。
写真がなくとも、私の心に全て残っています。
スマホから目を上げると、見える世界が違います。
いつも見えなかったモノ、事が見えてきます。
気づかなかった事に気づきます。
新たな発見ばかり
やってみないと分からない。
やった人だけにしか、見えない世界。
携帯を始終触る必要はない。
ただ、触っていたいだけなのではないでしょうか。
手持ち無沙汰。
触ってないと、孤独を感じる。
今の時代、小学生でさえスマホを持っているのは、当たり前。
いつもどこでもみんな首を折ってスマホばかり。
日本に帰国した際、電車内で、見渡す限り全員がスマホに喰いついている風景には、笑えました。
携帯電話。私がその画期的な物を持ったのは中学生の時。
モノクロで折り畳みアンテナ付き。懐かしい。
それ以前は、
友達への遊びの約束をしたいが為に、いつも学校の連絡網を頼りに、ドキドキしながら家の固定電話から電話したものです。
彼氏が出来た時は、家族が彼からの電話を先に取る事を絶対に阻止。いつもコソコソ。
あの受話器から聞こえてくる大好きな人の声。
その時間が嬉しくて、待ち遠しい時間でした。
あの時代だからこその、良い経験。感慨深い。
話せる時間が限られているからこそ、仲間達と過ごすあの時間は、
本当にかけがえのない時間。
ぜひ!
スマホを触らない日、オフにする日を作ってみては、如何でしょうか。
何にも、追われない日。
本気で、一人になる日。
目の前の事を、自分の目で見て、感じて、楽しむ日。