私について、まず紹介を…

私は愛媛県の田舎町育ち。 見渡す限り、田んぼと畑。山と海。豊かな自然に恵まれた土地です。

春、蓮華と桜で景色がピンク色に染まって。心までピンクに染まり。

夏、蝉が忙しく泣いて、小川ではメダカが気持ち良さそうに泳ぎ、夜にはコオロギが歌い、蛍は舞い踊って。虫たちの音楽会に参加しながら空を見上げ、織姫と彦星に想いを馳せ。

秋、家に咲く紅葉したもみじの葉をかき集め、母が綺麗に掃除し終えた庭に撒き散らし。舞い落ちる葉の中で踊り。

冬、こたつに入り、みかんを何個も食べながら、肌が黄色くなっていっているのではないかと本気で心配し。

そんな田舎暮らしの中で、静かな生活を送っていました。

と、言いたいところですが実際は、

習い事、塾通いと宿題、ボーイスカウトに追われる生活でもありました。

今では、その日々が私を創っているので、両親に感謝しています。

特にボーイスカウト。

両親は、私をガールスカウトではなく、ボーイスカウトに入れると決めたようです。

自然の中での生活やサバイバルの仕方を学びました。

登山をしたり、船で旅をしたり、

落枝や竹を利用し、それをサバイバルナイフで削りフォークやスプーン等の身の回りの物を手で作り、

食べれる事が出来る食物と食べれない食物を見分け、木の実や山菜を採取し、魚を釣り、

火を熾し、料理をし、キャンプをし、

仲間たちと焚き火を囲って、夢や宇宙について語る。

私の世界を大きく、とても大きく、広げてくれました。

自然と繋がる事の素晴らしさ。そしてこの素晴らしい世界への感謝。を学びました。

この令和の時代では、ありえない経験かもしれませんね。

そんな幼少期を過ごし、社会に出た後は、騒々しい街に移り、忙しく生き、仕事も上手く頑張り、仲間達とかけがえのない時を過ごし、それは文句をつけることは出来ない日々でした。

しかし