--------- APRIL.28.2020 / Blog ----------

”食べる” を大切に

ステイホーム。

私が住んでいるところではかなり前から隔離が行われています。

もう1ヵ月経ちます。

 

シェアメイト達と家族会議を行いまして。

外出が出来ない。時間はたっぷりある。暇。何かしたい。あ、家庭菜園を始めましょう。

となりました。

 

皆さんは、この期間に何か新しい事を始められましたか?

ルイとジャクソンは、退屈そう。 (あ、二匹の紹介は今度ちゃんと ♡ )

 

さて、本題へ。

自然の中にどっぷりと浸かる事で、私に何が起こっていたのか。

どう自分を取り戻したか。

 

まず今回は、

有機栽培で、栄養たっぷりの食材を食べる

太陽の光をたっぷり受け、大地の恵みをたっぷり含んだ色鮮やかな野菜たちは、

自然のエネルギーをたっぷり蓄え、栄養もたっぷり。

 

特に旬の物。

有機栽培は、旬の物を栽培している事が多いです。

幼い頃より、祖母や母に旬の食物を取るように、常に言われていました。

 

最近は、季節関わらず、何でも手に入るので、

その時々の旬の物が何であるかとは、あまり考えません。

また、私は、日本では仕事中心の生活で、基本外食や、コンビニ弁当等が主食でした。

 

ゴールドコーストでの生活は、基本的にローカルのお店や、ファーマーズマーケットを利用しています。

ちなみに、日本のコンビニのようなお店はないですし、外食も料金がとても高くて出来ないです。

自炊するしか、道はない。。

母にもっと料理を教わっておけば良かったと気づくのは、時間の問題でした。

 

ファーマーズマーケットでは、旬の野菜が沢山売られています。

ファーマー達が、愛をたっぷり込めて丁寧に育ててくれた野菜や果物たち。

自分が口にする物を、誰が作っているのか知る事が出来るのはとても良い事だと感じます。

 

また、お店で売っている物でも、誰が栽培したのか、そのファーマーの写真、名前等が紹介されている事も多いです。

私は、お金の為の大量生産型の工場からの物より、ローカルのファーマー達のサポートをしたいと、常に感じます。

 

ここで行われているローカルスタンスは、日本の昔のような、

近所同士、地域の助け合い。ふれあいを重んじる事です。

 

いつも笑いに溢れた朝のマーケットで、色鮮やかな野菜を買って、

それを食べる。元気が溢れる。エナジーが満ちる。

それを、毎日の生活にする。

これが、私の身体を創っていく。

”食”

オーストラリアに来て、食について、思う事。

日本の食文化は、世界一だと考えます。

 

日本は、春夏秋冬がはっきりしていますよね。

その季節ごとにしか味わえない物が沢山あります。

また、北から南、山や海に囲まれ、それぞれの土地にあった料理があり、楽しめます。

「山の幸、海の幸は、神様方からのお恵みや。感謝しなあかん。もったいない事をしたらあかん」とよく言われていました。

皆さんも、同じ事を言われたことがあるのではないでしょうか。

 

日本人は、昔から自然を大切にし、その恵みに感謝し敬いながら暮らしてきました。

また、戦時中、戦後の環境下で、そして昔から自然災害が多い日本では、保存が出来る物も豊かになり、生活の知恵が豊富です。

私は、”ギリ昭和生まれ”。

大正、昭和の暮らしを、お年寄りから学んできた、最後の世代。

昔の文化が、忘れ去られようとされている今、見直す事の大切さを感じます。

 

日本でも、現在も市場や八百屋さんはまだ存在しています。

家族で菜園を営んでいる方もいらっしゃるので、食物を選ぶ際は、積極的にそちらを選びたいですね。

インスタで #八百屋さん で調べても、かなりの件数がヒットします。

私は、あの八百屋さん達の活気が幼いながらとても好きで、元気をもらっていました。

新鮮な食べ物、活気がある場所。いつも沢山の近所の人で賑わっていました。

 

いつからだろう、その姿を見なくなったのは。

あの頃の活気は日本に戻るかな。とファーマーズマーケットで歩きながら回想したり。

 

メンタルヘルスも身体の健康も、食べる物から見直す事が出来ます。

どこで、どのように栽培された物か、自分が何を食べているのかを知り、

自然の恵みをいっぱいに受けた食物を食べ、エネルギーを受け取る。

「食べ物を大切に思う心」「”食べる”を大切にするという事」

もう一度改めて考えて、現代の”食” を楽しみたいですね。

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