お久しぶりです。

仕事に勉強に忙しくしておりました。
どれだけ忙しくなっても、自分の核はぶれないように。

最近、世界では、人々がとてもイライラしているように感じます。
直ぐに喧嘩に発展したり、言い争いをしたりと短気な方が目立ちます。

それぞれが、変化を求められている時期なのでしょうか。

それを人それぞれ感じ、自分の内での何か分からない葛藤、混乱があり、
他に八つ当たりしてしまうのでしょうか。

コロナパンデミックも、その状況を促した理由の一つですが、

パンデミックがあって、人々がイライラしているのではなく、
人々は、それがあろうとなかろうと、結局イライラしているのではないか、と感じます。

変化を拒み、自分の内の「違和感」に蓋をしていると、エネルギーは循環せず、
それは苛立ちや、病気等に繋がると感じます。

便秘やお手洗いを我慢している時を思い出してみてください。笑
あの限界を耐える時の、冷や汗が出る切羽詰まった感情に似ているような…

人は、イライラしていると、自分の事で目一杯で、何これ構わない状況に陥り、
周りが見えなくなったり、自分だけに集中します。
なにか、少しでも自分の前に立ちはだかるものがあれば、自分の醜態を露わにします。

こわい、こわい。

愛と調和に溢れる世界が未来にあり、それに向かって成長を遂げようとしている中、
怒りや憎しみをエネルギーとして生きていくのは、この時代に沿っていない気がしてなりません。

さて、

今回は、毎日自分のエネルギー(気) の循環を高めようと、意識的に行っている私の習慣をご紹介させて頂きます。

そこから感じる事も併せて、お話したいと思います。

まず、私は、夜型の人間です。
特に日本で暮らしている時は、眠る事をしませんでした。
睡眠1時間か2時間が当たり前。
それでしっかり仕事をして、普通に生きていたのだからすごいです…若かった。笑

みんなが就寝し、静まり返った街の夜に、自分だけが起きている感覚が好きでした。
もちろん、夜中でも人は外にいますが、感覚の事です。
夜空を独り占めしている感覚です。
あの夜の静けさのおかげで、空と繋がる事が出来るというか、
昼では聴こえない声や音が宇宙から聴こえてくる感覚。
宇宙人と交信したいとかではありませんが、ただ、いつもは聞き流している声が、聴こえてくる感じです。

昼間の騒がしさや、仕事で忙しい中、
夜の時間だけは自分だけの空間、世界を感じる事が出来たからでしょうか。
静けさを求めていたのだと思います。

24時間騒がしい東京では、私は確実に生きてはいけません。

オーストラリアでの暮らしでも、その癖が抜けませんでした。

しかし、この国の人々は朝の時間を大切にします。
早朝5時でも、沢山の人々がビーチ沿いをウォーキング、ヨガ、瞑想、朝トレをしたりと
各々の時間を過ごしています。
そう過ごしながら、朝日を迎え、そのエネルギーを受け取る事は、
1日のスタートを素晴らしいものへと導きます。

というわけで、私も夜型から朝型へと移行していきました。
今でも、夜遅くまで起きている事は度々あります…
特に読書で最後まで読みたい欲に駆られた時は、気づけば鳥が「おはよう！」と鳴いています。びっくりです。

朝の習慣

私は、必ず行っていることが、4個あります。

お日様へのご挨拶
お掃除
六方拝
瞑想、お祈り

お日様へのご挨拶

朝日と夕日は、1日の中で一番力強いエネルギーが放たれていると感じます。

まずは、その朝日に、今日もまた命を生かして頂けた事で、

お日様の光を浴び、温かさを感じ、息をして空気を味わい、鳥の声を聴き、自然を愛でる事が出来る事に感謝します。

今日を生きている事は、当たり前の事では、ないのですよね。

お掃除

毎日、水回りの掃除は必ずします。

それに合わせて、他の場所もその日にどこをするか選んで掃除をします。
特に、ルイとジャクソンがいるので、掃除しない日があると、すぐに毛だらけになってしまいます。

六方拝

ヨガではありません。

六方拝とはお釈迦様の教えで、
東西南北、天・地の六方に感謝をしなさい、ということです。

東に向かって、自分を生んでくれた両親・祖父母・ご先祖様へ感謝。

西に向かって、家族へ感謝。

南に向かって、今までお世話になった恩師・先生・上司など様々な師へ感謝。

北に向かって、友達・友人・知人、仕事関係の方などへ感謝。

天に向かって、命を守ってくれている太陽・月・空・大気、その恵みへ感謝。

地に向かって、命を育んでくれる大地・海、その恵みへ感謝。

六つの方向に感謝をし、
自分の周りにある全てに感謝の気持ちを忘れてはいけないという教えのようです。

瞑想と祈り

朝の瞑想は、15分～20分くらい。
ちなみに、夜就寝前の瞑想は、30分～40分くらい。
その時の気分や調子に合わせて行います。

先日、慕っている友人に誘導瞑想をして頂き、
呼吸法も教えてもらって、静かな空間で瞑想をする事が出来ました。

ただ、自分だけでする際は、私は基本的に自分のハートに集中出来る音楽を流しています。

友人に、音楽は使用しないのが通常だけど、音楽で内へ入っていけるのであれば、
それでも良いと言ってもらえたので、そうしています。

朝の瞑想の後、私はお祈りをします。
お祈りは、世界が愛と調和に満ち溢れた姿を描く感じなので、未来瞑想と言われているものに近いですね。

ただ、私は、オーストラリアという、この土地に暮らしているので、
昔に虐殺されたり土地を奪われていった先住民アボリジナル達の魂へ語りかけるようにお祈りを、まずします。

そして、日本へ祈りを送ります。
日本も、太古に虐殺をされたり、自分達がいた土地から追われた人々に思いを送り、災害等で命を落とされた方々への鎮魂の思いを送り、
日本が平和と調和で包まれる豊かな国であるように、祈りを送ります。

以上が私の習慣。
1時間かかりません。

この習慣から何を学べるかというと、純粋に感謝の気持ちです。

そして、感謝とともに、浄化を行い、更により良いエネルギーに満ち溢れさせるイメージです。

1人1人の思考や感情というものは、自分から外へと広がります。
全ては繋がっているので、すぐに影響を及ぼします。

毎朝、感謝とともに愛に満ち溢れたそのエネルギーを自分の中で大きくさせて、
この母なる地球に、人々に、自然に、あらゆるものに放出出来れば、
どのような影響を及ぼすことが出来るでしょうか。

想像してみましょう。

快晴で、どこまでも広がる青い空。
今、ご自身は、優しい光に満ちた朝日を浴びて、
緑溢れる自然を愛でて、
どこからか花の香りが漂い、
そよ風が体を包み込み、通り過ぎていき、
小鳥達が、気持ち良さそうに鳴いていて、
裸足で大地の感触を感じ、
手を大きく広げて、大きな呼吸と共に空気を取り込む。

どんな感覚がしますか？
私は、温かさ、優しさに満ち溢れ、勝手に微笑みがこぼれます。

そうして素晴らしいエネルギーで包まれ、
自分の中で満ち溢れたもの、感覚こそが、「愛」
それを放出するのです。

放出しているものは「愛」
世界に愛を送り、愛で世界を満たすのです。

Wow、簡単！

それを続ける事は、私にとって、とても意図があり、自分の為に出来る、そしてこの世界に出来る感謝の体現です。

六方拝をする時
私は「ありがとうございます」だけではなく、
なぜ感謝しているのかという理由を口に出して述べています。
その日その日に感じた感謝をそれぞれ、その方向に向かって言います。
決まったフレーズを言っていないという事です。

その度に、様々な気づきがあり、自分自身驚きます。

自分がどう感じているのかを知ることが出来るので、
「自分の外の全て」に感謝をしながら、自分を知り、
気づきに気づけた「自分の内」にも感謝をします。

この習慣は、私の肩の力を抜かせてくれます。

優しい気持ちにさせてくれます。
安定をもたらしてくれます。
全てと繋がっているのだと、実感させてくれます。

自分の外にある全てのものがあって、自分がある。ということ。
自分という媒体があって、外のものと繋がることが出来るという事。
世界は、相互関係にあり、繋がっていること。
宇宙とも繋がっているということ。

全ては「一体」であることを、認識、実感します。

一つでも欠けていると、自分は存在していないということ。
この自分が見る世界を作っているのは、自分であって、自分には世界を創造するちからがあること。

色々です。

みなさんも、朝少しだけ静かな時間をつくり、体験してみては如何でしょうか。

この習慣の1つでも始めてみて、何を感じるか、思うかをお聞かせ頂けたら嬉しいです。

今日という新たな自分のはじまりを、

感謝と愛に満ち溢れた気持ちと共に始めましょう。