--------- August.7.2020 / Blog ----------

受け容れるちから

雨。

結構降っているので、今日はお家で朝のうちにお仕事を済ませて、

昼から、ゆっくりしています。

 

さて、レバノンで悲劇を超えた事が起こってしまいました。

4日にレバノンの首都ベイルートで大規模な爆発が発生し、
死者の数は増え続けており、負傷者も数千人にのぼっているようですが、
現在も行方不明者の捜索が続けられている為、明確な情報が発表出来ない状況だそうです。
家を失くされた方も30万人を超えているようです。

危険な化学物質を取り扱う工場でのずさんな管理の結果が、
引き起こしてしまった事だと推測されています。

港湾地区から立ち上った煙は、
約80km離れたシリアの首都ダマスカスにまで到達しているそうです。
映像で見た爆発の黒煙は、原爆のようなきのこ雲のようで、
現地の方々が、大変な思いをされていると思うと、やるせないです。

レバノンは紛争が相次ぐ国で、難民も多く、元々生活が苦しい方が多くいる中、
コロナのパンデミックで更に追い込まれており、
重ねて、この悲劇が起こってしまいました。

なぜ、罪もない人たちに、悲劇がここまで重なるのでしょう。

なぜ、あの子供達は、幸せを夢見る事さえ許されないような日々を送らなければならないのでしょう。

紛争も、この爆発も、人災です。

何度、同じことを繰り返せば、気づくのでしょうか。
何度、人々の嘆き、叫びを聞けば、我に還るのでしょうか。

私に今出来る事は…

無力すぎて、失笑するしかありません。
募金をする事だけでした。

こういう時に、国はもちろん、様々な団体や企業が、人道支援や医療支援等により、
災難に巻き込まれた人々に協力を積極的にしていますね。

私にそのちからと経済力があれば。ダイレクトに人々を助けられるちからがあれば。
と考えてしまいます。

自分のちからで、それが出来る日まで、努力を続けるしかないと強く感じます。

 

世界でこのように生か死かの狭間で日々を生きていらっしゃる方々がいるのに、
日頃、小さな事で心を乱されている自分が情けなく思いますが…。

それでも、心が荒ぶる事は、あるのです。

精進、精進…

どのような状況、環境においても、自分を保ち、コントロールをする事は、大切ですね。

全ては自分次第。

つまり

自分で自分の波を創り出せばいい

例えば、

押し寄せてくる「理不尽」「悪影響」「勝手」な、どんな波をも受け容れて飲み込んで、包み込んであげれるような、
大きくて優しい波。

どんな波をも、優しさで溢れるさざ波へと変えてあげられる波。

濁った荒波を、元の美しい澄み切った波に戻してあげられる波。

そういう波を私たちそれぞれが創り出せば、
どんな波も、調和し、ひとつになる事が出来ます。

それは、

私たちが互いの違いを「受け容れる」ということ

この社会の在り方のように、ひとつの破壊的で独裁的な波によって、全てがことごとく吸収されてしまうのではなく、

それぞれの多様な波が協調しあい、同調していくイメージ。

音で表すと、
さまざまな音が重なり、ひとつの美しいハーモニーを生み出すイメージ。

これは、社会、世界で起こっている事にもあてはまります。

 

今、様々な波が押し寄せています。

抗うこと、在るものをないと目を背ける事は、更に状況を悪くするだけのように感じます。

この混沌とする世界を変える事は、至難。

しかし、

その現実に目を背けず、何が起こっているかを自分の感覚で感じとり、必要であれば調べたりして知識を得たり、
ありのままを受け容れる。

そこで生まれる自分の思考に意識をおいて、それを受け容れる。

思考から生まれる行動に意識を向ける。

ここで思い返して頂きたい事は、

「どのような波にするかは、自分次第」ということ。

その時の感情の波に、ただ流されるのではなく、
常に、優しさに溢れる波として、調和する事を忘れないでいる。

とっても大切。

そうある事で、愛のある行動が生まれるはずです。

 

そうして過ごしていると、様々な状況への向き合い方が変わります。

世界を見る、自分の目(見方) が変わります。

それは、

世界を変える

と、同様の事だと感じませんか。

そして、

その1人の儚い一粒の雫から生まれた波紋でも、
そこから広がっていく波はどこまでも遠く、遠く伸びていきます。

ちから強く、しっかりと伸びていきます。

そして、だれかの波に出逢い、一体化して、更に広がっていき、
また、同じことが繰り返されていきます。

イメージ出来ますか?

そうやって、私たち1人ひとりが誰かのきっかけ、気づきになり、
発信者となって、無条件の愛を広げていくことが出来ます。

「無条件の愛」の世界って、到達不可能のように感じます。

しかし、一人ひとりが自己愛に満ち溢れ、
その愛を、誰にでも、おすそわけする事が当たり前である社会が広がれば、
可能性は大いにあります。

それは果てしなく遠い未来かもしれないし、近い未来かも…

私たち次第です。

 

通りすがりの見ず知らずの人でも、困っている人がいれば、どなたでも手を差し伸べますね。

なぜですか?

そこに、理由も条件もありません。
ただ、そこに困っている人がいたから。です。
ただ、その状況を受け容れて、自分に出来る事をしたまで、です。

そうなのです

「無条件の愛」を生み出すのは簡単!

一人ひとりが既に心の内に持ち合わせているもの。

愛は、世界に溢れています。

それに、多くの人が気づき、意識をおき、大切にすることが、鍵。

私は、そのような、大きな器、深い懐を持った存在になりたい。
と感じる今日この頃。

このような考えを持ち、行動する大人が増えていけば、
世界は誰もがもっと生きやすく、平等に輝く事が出来る素晴らしい場所になるように感じます。

個人の事だけに限らず、世界では、ネガティブな事も、苦しい事も、どうにもならない事も沢山あり、まだまだそれは続いていきます。
そこで感じた問題点、弱点を受け容れ、強さ、自分軸、ちからに変容させていけば、

世界はどのように見えてくるでしょうか。

私には、一人ひとりが自立しており、優しさに溢れ、自分と他人の境界線がない愛に満ちた世界が見えます。

お互いを、無条件に仲間、家族だと感じる事ができる世界。
無理に強くなろうとしなくてもいい世界。
みんながそれぞれの鎧を脱いでも安全な世界。
弱くても、疲れていても、多くの人がその1人を護ろうとする世界。

ひとつになった世界。

そして、そんな優しい光に満ち溢れた世界を次世代へ繋げていきたいですね。

皆さんも、ご一緒に繋げていきましょう。

 

様々な事があった今日という日を

受け容れましょう。

自分の目線で物事を量らず、それぞれ違っていることを

受け容れましょう。

今日、道端ですれ違う人等、出逢う全ての人に

無条件の愛を送り続けましょう。

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